ころねっとセミナーだより 〜セミナー議事録〜

第54回セミナーだより
 第54回のころねっとセミナーでは、「あるく相談室」室長の小寺明美先生を進行役としてお招きし、参加者によるミーティング体験を行いました。
〈 ミーティング前の小寺先生のお話 〉

 アダルトチルドレン(AC)の人たちには共通の悩みがあります。
  • 他者にNOと言えない。
  • 他者の言いなりになってしまう。
  • どうしてこんな人間になってしまったのか思い悩む。
 彼らは自分が悪いわけではなくて、親との関係に問題があって、自分が認められるために親の過大な要求に応え続けてきたことに気づきました。
 そこから回復するためには、グループでのミーティングが有効です。グループの中では、他の人には分かってもらえない話でも理解してもらえます。 
共依存の問題では、本人のことは本人に返すことが大事です。夫婦、あるいは親子で共依存に陥っている場合、自分が悩んでいることは「自分」の問題なのか、「相手」の問題なのか明らかにしなければなりません。そのときにも、ミーティングに参加して、自分の思いを話していく中で、問題の形がはっきりしてくるでしょう。

 (小寺先生のお話のあと、参加者がひとりずつ自分の思いを述べました。参加者の話の内容については、プライバシー保護のため省略します。)

〈 小寺先生のまとめのお話 〉

 「自己確立」をそんなに難しく考える必要はありません。摂食障害なら、上手に摂食障害と付き合って、自立した摂食障害者になればいいと思います。自分の人生を楽しくするためのことにエネルギーを傾けましょう。楽しければ元気がでてきます。そういった意味で、遊ぶということは大事ですね。上手に遊べる人は、上手に生きられる人だと思います。

〈 参加者のアンケートから 〉
  • 自分を表現できる場、自分を整理することができる場でした。
  • 今日、心に残った言葉のいくつか。
    • 上手に遊べる人は上手に生きられる。
    • 暗くならない。
    • 自己確立、自分の人生を自分で生きる。
  • 明るくなろうとか、自分の暗さを責めることなく、人生を楽しむことを考えていれば、だんだんいいバランスになるかなあと思った。
  • 具体的な話が聞け、よかった。また、このような企画をして下さい。

(文責:編集部/講演日:2002年 9月)
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